印象に残るファンレターの書き方

こんにちは~マーマレードです♪

あなたはファンレターって書いたことありますか?

私は子どもの頃から憧れの人に手紙を書くのが好きです♡
その時々で一番好きな人、作家、俳優、バンドマン…と色んな方に手紙を送ってきました。
「返事をください」と書いたことは一度もないのですが、これまでに頂いたお返事は、手紙2通、ハガキ3通、メール1通で、どれも今でも大切な宝物です。

↓こちらの“差し入れ”に関する記事にもありますが、ミュージシャンや俳優など表現者にとって、作品の感想や活動を応援するメッセージを書いた手紙は、何より嬉しい贈り物です。

バンドマンに喜ばれるライブの差し入れ5選とちょっと差がつく渡し方

2018.05.17

では、具体的にどのようなファンレターが喜ばれるでしょうか?
そして、あの人の心に印象づけることができるでしょうか?

心理学的にひも解いていきましょう♪

素敵なファンレターの書き方

➀まずは下書き

とっておきの便せんを用意したら、さあ書きましょう⤴
でもその前に!いきなり便せんに書くのではなく、必ず下書きをしましょう。
手紙はぜひともペンで書くのが望ましいので、書き損じを防ぐためです。
ファンレターはいつ読んでもらえるのか分かりません。
鉛筆で書くと、配達や保管のうちにこすれて消えてしまうこともあります。
せっかくの手紙が読みづらくなってしまっては残念ですよね。
また、私は黒いペン1色で書くことをおすすめします。
若い頃は、カラフルなペンで色とりどりに書いていたこともありますが、今思い返すととても読みにくかっただろうな💦と反省しています。
文の中身を印象づけるためにもデコレーションは最低限の方が、読んでいる方の脳裏にイメージが拡がりやすいです。

➁タメ口ではなく敬語で

ミュージシャンや俳優さんにタメ口で話しかける人、ファンレターにもタメ口で書く人、はいらっしゃると思うのですが、タメ口のメリットって何でしょうか?
強いて言えば「親しみやすさ」ですね。
おじいちゃんおばあちゃんが若い歌手の子に「がんばって~」なんてお声がけするのは、とても温かい感じがします。
ですが、ここはオキニナビ💖
あくまで、憧れの人から“女性”として見てもらえるように、心がけましょう!
ある恋愛意識調査によると、男性が「素敵だな」と意識する女性は「マナーがきちんとしている」「優しい」「愛嬌がある」だそうです。
憧れの人も、一人の男性です。
相手への礼儀を忘れず敬語で想いを綴ることで、“きちんとした人だな”という好印象が得られるでしょう。
また、敬語でも色々ありますが、書類のようにカチコチ硬い文章ではなく、“尊敬する先輩”に書くような、柔らかな丁寧さを心がけると良いと思います。

➂主体は“彼”

彼に手紙を読んでもらっているところを想像しただけでどきどきしますね💖
その時間は、ある意味彼と自分だけの時間です。
で・す・が!
あなたにとって世界でたった一人の彼ですが、彼にとってあなたは多くのファンの一人であることを忘れてはだめですよ!
そのことを忘れない謙虚さがあるかないかで、手紙の印象もかなり変わってくる筈です。
彼を応援しているファンであること、それが何より大切なことです。
彼の活動について、あなたの言葉で感想を書きましょう♪

逆に書かない方がいいのは、“自分語り”と“マウンティング”です。
自分の学校や職業などの生活について、一言書く程度ならいいですが、長々と自分の近況を綴るのはやめましょうね💦
「自分を知ってもらいたい!」という一方通行な欲は抑えて、彼に「どんな子なんだろう?」と思ってもらうくらいがちょうど良いと思います。
そして、彼の専門分野に対する知識を披露することも、悪印象です!
よくアイドルの女の子にSNSで、上から目線で「〇〇という曲を聴いた方がいい」「〇〇を読んだ方がいい」とアドバイスをするおじさんいますよね😨💦 ハイ、大変悪い例です!
憧れの人が毎日がんばっているものに対して、張り合う必要はありません。

➃ポジティブな感想を

ずっとファンを続けていますと、“前回のライブの演出の方がよかった”“スタッフの対応が悪かった”などと、色々な側面が見えてくるかと思います。
…クレーム、書いちゃいます⁈
私なら、絶対に書きません!
「本当のファンなら耳が痛いことも書いた方がいい」という声が聞こえてきそうですが💦、果たしてそうでしょうか?
ファンが感じるくらいの悪い事象ならば、恐らく既にご本人の気づきの範疇にある筈です。
運営面でのトラブルや事故でしたら、スタッフの方や事務所宛てに報告するのが良いです。
ファンレターでのライブや曲の感想は、良かったことなど褒め言葉を中心に
好みではないものなら、嘘は書かずにそこはスルーしちゃいましょう笑
なぜって、男性は“自己肯定欲求”(自分を認めてもらいたい心理)が強いので、褒められるのが大好きなんですから!
そして、心理学的には“好意の返報性”と言って「好きになってくれる人を好きになる」のが人間ですので、自分のがんばりを認めてくれる人への好感度は高まります。
嘘やお世辞は書かずに、誠意ある褒め言葉を伝えましょう。

素敵だったところを沢山伝えて、良くなかったところはスルーすれば、読んでくれた人の気持ちはおのずと“良かったところを伸ばそう”という意欲へと繋がると思います✨

➄返信を求めない

バンドマンの中には「返信用封筒入れてね、返事書くから」と公言している方もいらっしゃるようですが、そうでない場合は基本的に「お返事ください」と書くのはやめた方がいいと思います。
何事も見返りを求められると、急にそれまでの好印象が薄れますよね?
返事を書いてくれる人は求めなくても書いてくれることがありますし、書かない人は「返事ください」と言われても書きません。
それに、こちらから頼んで書いてもらってもあまり嬉しくないと思いませんか?
返信という物理的なものを貰うより、彼の心に好ましい印象で覚えてもらえる方がずっと幸せです♡

もうひと工夫で、印象に差をつける♡

ここまでは、ファンレターの基本的な書き方やマナーについて解説してきました。
書く準備は万端ですね♪
さらに!「彼に覚えてもらいたい!」の気持ちが強いそこのあなた!…のために、良い意味で印象に残るファンレターの工夫についてここから紹介していきたいと思います💖

➀同じ特徴で出し続ける

憧れの人に出すファンレターは、1通だけで終わることは少ないですよね。
彼の活動が続く限り、書く機会も定期的にあり続けます。
内容はその時々の活動について書くとして、手紙には“毎回同じ特徴”を入れてみることをおすすめします。
例えば「毎回同じレターセット」「毎回同じ書き出し」などです!

ある有名なライターの女性が、「いつも同じ赤いネイルをするのがポリシー」と言っていました。
ファッションは色々ですが、何か一つ変わらないポイントがあるとその人のシンボルのように覚えてもらいやすいそうです。
そういえば、みんな大好きPerfumeも、3人それぞれヘアスタイルをずっと変えないことが、キャラクター性を高めてアイコンになっていますよね♪

➁固有名詞を一つ入れる

先述したように「長々と自分語りをしない」は鉄則なのですが、一言だけ自分の好きなものを書くのは印象に残って良いと思います!
そこでおすすめしたいのが、誰もが知っているような分野の固有名詞を一つだけ入れることです。
彼の活動についての感想を書いた後、最後に追伸的なさりげなさで入れてみてください♪
例えば
「大戸屋の〇〇定食がおいしいです」
「カルディの〇〇というお菓子めっちゃおすすめ♡」
「最近『リメンバー・ミー』で号泣しました!」
…とかそんな気軽な感じです♪

街を歩けば目に付くようなものが、良いと思うのです。
何故なら、彼が手紙を読んでくれた後、しばらくしてからその固有名詞のものを街で見かけた時に、ふと手紙のことを思い出してくれたなら、彼の記憶に残る可能性が高いからです。
それは“レミニセンス効果”と言って、勉強の記憶術でよく話題になる現象です。
ある情報を記憶した直後よりも、一定時間経ってから反復した方が記憶に定着する」というものです。
つまり、彼がファンレターをじっくりと1回読むよりも、時間を経て繰り返して読んだ方が、彼の記憶に残るということです。
ですが、書いたファンレターを彼が読み返してくれるとは限りません!
そのため、あなたの手紙の内容を想起するものが街のなかにあったなら、彼が思い返してくれる可能性が高まるというテクニックなのです。

彼がスタバで何を注文するか迷った時に、「そういえば〇〇フラペチーノめっちゃ美味しいって書いてあったなあ」と思い出してくれたなら、芋づる式に手紙のことやあなたのことが一瞬でも頭によぎりますよね。
すると、あなたの名前を覚える可能性も高まります⤴

➂全てを書ききろうとしない

ファンレターを書く時はどうしても気合が入ります!
ライブの感想、曲への思い入れ、衣装がかっこよかった…などなど、溢れる想いには共感しますが、1通の手紙に全てを書ききろうとしない方が良いかもしれません。
長々と書くよりも、あなたが伝えたいことだけを書いた方が印象に残ります
下書きの時に、“書きたいこと”“書かないこと”を厳選してみてください。
余地を残した方が、彼のイメージも膨らむことでしょう。

…いかがでしたか?
細かい工夫を紹介したので、小賢しいと引いてないかちょっと心配です笑
男性に強引に「好き」と迫るのは逆効果ですので、焦らず少しずつ彼の心の懐に入っていきましょう。

忙しい彼の状況に思い巡らせて、その彼の「癒し」「活力」になるようなファンレターが書けたらいいですね✨